新人飼育員が解説 特別企画「お仕事報告書」 沼津港深海水族館
沼津市の沼津港深海水族館はこのほど、新人飼育員が生き物や業務内容を解説する春の特別展示「女性飼育員トリオのお仕事報告書」を始めた。7月中旬ごろまで。
2020年12月から21年4月までに入社した3人が飼育を担当するチンアナゴやサカサクラゲなど約20種の生き物を水槽で展示した。食性や繁殖方法といった生態を、上司への報告書やメモ書きに見立てた解説板で伝え、ユニークな内容が来館者を楽しませている。飼育員の一日のタイムスケジュールや漁船に乗って魚を採集する様子を紹介する展示もある。
昨年1月入社の内田彩葉さん(21)は「毎日たくさんの発見がある。自分たちが感じた生き物のおもしろさを楽しんでもらえたらうれしい」と話した。