あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 動物・ペット

袋井にコミミズク飛来 冬の田園に体丸め、じっと

日が沈み、ゆっくりと動き出すコミミズク=12月中旬、袋井市
日が沈み、ゆっくりと動き出すコミミズク=12月中旬、袋井市
黄色い目と耳のような小さな羽角があるのが特徴のコミミズク
黄色い目と耳のような小さな羽角があるのが特徴のコミミズク
日が沈み、ゆっくりと動き出すコミミズク=12月中旬、袋井市
黄色い目と耳のような小さな羽角があるのが特徴のコミミズク

 冬枯れの田に溶け込むように、わずかに動く丸くて白っぽい鳥。愛らしい黄色い目が夕日に照らされ、寝起きには少しまぶしそうに見える。12月中旬、フクロウ科のコミミズクが越冬のため、袋井市の田園に飛来した。
 12日午後は冷たい風が吹きすさぶ中、体を丸め、じっと眠っているようだった。近くをカラスが通過すると、驚いたように目を開いて周囲を警戒した。
 日が没み、辺りが暗闇に包まれる頃、ゆっくりと動き出す。首をぐるぐる回し、毛繕いをして、夜の狩りに備える姿が見られた。
 全長40センチほど。頭頂部に「羽角」という耳のような飾り羽があることが名前の由来とされる。シベリアなどで繁殖し、日本の河原や田園に冬鳥として訪れる。県内への飛来数は少ないとみられる。

 

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

動物・ペットの記事一覧

他の追っかけを読む