深海生物にタッチ「甲羅が硬かった」 沼津シーパラで祭り
沼津市内浦長浜の伊豆・三津シーパラダイスは29日、深海生物の生態を紹介する「深海祭り」を同所で開いた。
駿河湾に生息する深海生物約30種の冷凍標本を展示した。来館者はメンダコやタカアシガニをはじめ、全長2メートルほどの大型のサケガシラなどに触れ、深海の生き物に理解を深めた。会場では深海魚メヒカリの唐揚げを振る舞った。
生きたオオグソクムシに触れるコーナーも設けた。富士市から訪れた竹内奏翔君(10)は「甲羅が硬かった。興味のある深海生物を実際に見られて面白かった」と話した。