地域の自然環境を知り ゴミゼロへ 浜松でイベント
浜松市中区の市富塚協働センターで28日、「ごみゼロフェスタ」(同センター主催)が開かれた。ごみを出さない暮らし方や環境保護を考えるさまざまなイベントを展開し、地元の親子連れらが来場した。
佐鳴湖や、同湖に流れる段子川で続けられている清掃ボランティア活動を記録したパネル展示を行った。川に生息する生き物の紹介やリサイクル品のフリーマーケットのほか、縁日イベントを楽しめるコーナーもあった。
同地区では、住民の福島正義さん(82)が3年ほど前からボランティアでのごみ拾いを続けていることなどをきっかけに、地域の自然環境について考える機運が高まっている。会場で、同湖のごみ問題を考える討論会を開催した福島さんは「ごみ拾いを通じて、ごみを出さない人づくりを進めることが大切」と語った。