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テーマ : 動物・ペット

土壌動物じっくり観察 「腐食連鎖」の重要性理解 磐田で「みんなの昆虫学校」

 磐田市竜洋昆虫自然観察公園(同市大中瀬)は11日、昆虫の意外な一面などを紹介する「みんなの昆虫学校」を同所で開いた。土の中で生きる「土壌動物」をテーマに親子連れ13人が、土や落ち葉などを採集して多様な土壌動物を観察した。

土壌動物を虫眼鏡で観察する参加者=磐田市大中瀬の磐田市竜洋昆虫自然観察公園
土壌動物を虫眼鏡で観察する参加者=磐田市大中瀬の磐田市竜洋昆虫自然観察公園

 同公園の職員がオカダンゴムシやミミズ、ササラダニの写真を示しながら土壌動物の特徴を説明。地中では土壌動物が他の生物の排せつ物や死骸を食す「腐食連鎖」が進んでいるとして「土壌動物は地球の環境を整える重要な役割」と話した。
 参加者は、公園内で集めた落ち葉や土から動物を探し、足の数など細かい部分を虫眼鏡で観察した。磐田青城小2年の大沢愛奈さん(8)は「昆虫が好きで、これまでカマキリやクワガタを飼っていた。ヤスデやトビムシは初めてみた」と笑顔を見せ、身近な動物への理解を深めた。

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