安倍川花火7月23日開催へ 5年ぶり、時短など感染対策
静岡市の夏の風物詩「安倍川花火大会」について、7月23日の開催で準備が進められていることが10日、関係者への取材で分かった。台風や新型コロナウイルスの影響で2018年から中止が続いていて、開催すれば5年ぶりとなる。大会本部が近く役員会と総会を開き、正式に決定する。
安倍川花火大会は例年7月末に開催され、約1万5千発を打ち上げる市内最大級の花火大会。関係者によると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、打ち上げ箇所を増やし、観覧エリアを広げるなどの対策を講じて実施する。打ち上げに合わせたコメント紹介などは省略し、例年の2時間から1時間に短縮する。悪天候の場合の予備日は設けないという。
安倍川花火大会は2018、19年は台風の影響で中止を余儀なくされ、20、21年は新型コロナウイルスの感染防止対策が困難だと判断し、開催を断念した。