雪が足りない! 静岡市のスキー場オープン延期 1月13日に
静岡市は19日、葵区井川のリバウェル井川スキー場が積雪不足のため、23日に予定していたゲレンデのオープンを来年1月13日に延期すると発表した。今後の状況次第では、オープンを再度延期する可能性もあるという。
人工降雪機によるゲレンデの整備作業を進めているが、気温の影響で雪造りが大きく遅れ、積雪量が確保できない状態が続いている。同スキー場の滑走可能な積雪量は圧雪状態で30センチ以上が必要で、通常は2週間ほどかかるという。本格的な雪造りを開始したのは気温が氷点下を観測した17日夕方からで、4基の人工降雪機を稼働。勢いよく噴き出す雪が枯れ葉色のゲレンデを白く染める光景が見られた。
施設の管理・運営をしているリバウェル井川運営組合の大代竜彦組合長(47)は「残念だが、ベストな状態でスキーを楽しんでもらうための決断。1月には無事オープンできるよう頑張って作業を進めたい」と話した。同スキー場のスケジュールは静岡市のホームページなどでも確認できる。