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静岡・三保にま~るい富士山 3776個のタイルで7色に 立体オブジェ

 静岡市清水区三保のレストラン兼宿泊施設「ウラレナ」で21日、アーティストの松瀬千秋さんが制作したオブジェ「Niji Fuji(ニジフジ)」の除幕式が行われた。市関係者も参加し、三保の新たな写真スポットの誕生を祝った。

富士山をイメージした立体オブジェの除幕式を行った関係者=静岡市清水区三保のウラレナ
富士山をイメージした立体オブジェの除幕式を行った関係者=静岡市清水区三保のウラレナ

 オブジェは富士山をイメージしたもので、直径約120センチの球体。「多様性」をテーマに活動を続ける松瀬さんが、大きさや形が異なるタイルを7色ごと選んだ。富士山の標高にちなみ3776個が使われた。パステルカラーの絵画で知られる松瀬さんにとって初めての本格的な立体作品となったという。
 除幕式で松瀬さんは「今年の正月からタイル選びなどの制作作業を開始した。完成のこの日を迎えられてうれしい。平面の絵だけではなく、アーティストとして違う道も見いだせたと思った」などと話した。気に入った大きさと形になるようタイルを自ら裁断することもあったという。
 オブジェは水上バスの三保のりば利用者の目につきやすい場所にある。ウラレナを経営する合志明倫さんは「このニジフジを起点に、三保に若いアーティストの作品が集うようになれば。新たな三保のストーリーを刻んでいきたい」などと抱負を述べた。

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