早咲き「あたみ桜」見頃 2月4日まで祭り ライトアップも
熱海市の中心街を流れる糸川の遊歩道で、早咲きの「あたみ桜」が見頃を迎え、一足早い春のムードを演出している。
あたみ桜はインド原産の寒桜の一種で、濃いピンク色の大きな花を付ける。明治初期に熱海に伝わったとされ、「熱海市の木」に指定されている。
市公園緑地課によると、糸川沿いには58本のあたみ桜が植えられていて、23日現在で29本が見頃、8本が五分咲きとなった。2月中旬まで花見を楽しめるという。
2月4日まで「あたみ桜糸川桜まつり」(市観光協会主催)が開かれている。期間中は夜桜のライトアップを行い、週末を中心に茶の無料配布など各種イベントを催す。