渓流釣り解禁 静岡県内河川 釣り人待ちわび、日の出からスタート
山間部に早春の到来を告げる渓流釣りが1日午前、静岡県内の多くの河川で解禁された。この日を待ちわびた太公望が早朝からさおを繰り出し、アマゴやニジマスを狙った。
静岡市葵区の安倍川上流部では小雨が降る中、伊豆岡県内各所から釣り人たちが集まり、日の出の時刻を合図に釣りを開始した。安倍藁科川漁協によると「昨夜からの降雨の影響で濁りが強く出ている場所もあり、釣果はいまひとつ。これから川の状態が落ち着いてくれば期待できる」という。
解禁日に毎年訪れるという同区内匠の岩見和明さん(68)は「午前6時半すぎから始めて、2時間ほどで1匹のアマゴしか釣れなかった。今日は1日頑張ってみる」と意欲的だった。