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新花壇はSDGs意識、浜名湖花博開幕前にガイドツアー 目まぐるしく変化する草花魅力

 浜名湖花博2024の会場となる浜松市中央区のはままつフラワーパークで18日、約1カ月後の開幕に向け、整備した新花壇のガイドツアーが開かれた。午前の部は約20人が参加し、園内の「はなのはら」と「フラワーフォレスト」などを巡ってSDGs(持続可能な開発目標)を意識した花壇の植栽方法を学んだ。

「はなのはら」について解説する小倉さん(右)=浜松市中央区のはままつフラワーパーク
「はなのはら」について解説する小倉さん(右)=浜松市中央区のはままつフラワーパーク

 「はなのはら」のデザインを担当した同市出身のランドスケープ・ガーデンデザイナー小倉珠子さんと同園の小沢美緒さんがガイドを務めた。小倉さんは「はなのはら」について「4~6月にかけて咲く花が目まぐるしく変化するので、さまざまな風景を楽しんで」と話した。多様な種類の草花を植えることで「生き物も好む持続可能な花壇になっている」とも強調した。
 小沢さんは「フラワーフォレスト」は花博20周年記念で花弁の形をした20カ所の花壇を作り、土は火力発電所の排出物などを再利用した人工軽量土壌「エコロベース」を活用していると説明。「春にかけて大きく咲く八重桜などの桜と、低木や草花のコラボを楽しんで」と呼びかけた。
 磐田西小4年の北川真帆さん(10)は「SDGsを意識していることを初めて知れてよかった」と話した。

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