甘夏ミカン狩りスタート 園児が体験、味わう 伊東市の農園
伊東みかん園協会(三好清信会長)に加盟する伊東市の各農園で1日、甘夏ミカン狩りがスタートした。さわやかな味わいの果実のシーズンが始まり、来園者を迎える。同市宇佐美の泰山園では初日、地元の宇佐美保育園の子どもたちがミカン狩りを体験し、味わった。
年長児17人がたわわに実った甘夏ミカンを木からもぎ取った。実を回転させて手に収めると「大きい」と笑顔を見せた。園児はもぎたての甘夏をその場で味わった。「甘くて酸っぱい」「おいしい」などと言い、次々とほおばった。
三好会長は今季の作柄について「酸味の抜けがよく味も濃い」とし「これから他品種も楽しめるようになるので、食べてもらいたい」と話した。
甘夏狩りは6月末までの予定。農園は宇佐美地区が八つ、城ケ崎地区が一つ。吉田地区の1園は売店での販売のみ。