春の訪れ 陽気に誘われ食やステージ満喫 静岡市葵区
静岡市葵区の足久保河川緑地で30日、足久保桜まつり(同実行委主催)が開かれた。99本の桜の木が並ぶ安倍川の土手沿いで、春の陽気の中、地元住民らが屋台での販売やステージイベントを楽しんだ。
足久保地区のコミュニティーカフェ「まつぼっくり」の有志などが出店し、手芸品やパンなどを販売した。ステージでは「足久保太鼓」の勇壮な演奏が披露され、会場を盛り上げた。
まつりを毎年楽しみにしているという同区の船越ふみ代さん(74)は「桜はまだつぼみだったが、春の訪れを感じられた」と喜んだ。同会の志村渡会長(74)は「人々が交流を深めることが地域活性化のきっかけになれば」と話した。