2007年9月15日 00:00
光るBigな泥団子 松崎町
私石島さわか、前にこのコーナーで光る泥団子作りに挑戦しました。
松崎町のなまこ壁の材料と同じ物を使った泥団子。
確か大きさは、手のひらに乗る野球のボールぐらいだったはず…。
がしかし、今回の団子の大きさはどうだ~!?
ドデカイ!!!
直径80cm、重さは100kgを超える。
このBigな泥団子を作ったのは、「蔵作り隊」の皆さんです。
蔵作り隊の関さん(右)と細田さんにお話しを伺いました。
泥団子は土蔵と同じ材料で作られています。
まずは球になるように竹を編んでいきます。
そして、その周りに藁などの繊維の入った土を乗せていきます。
通常どろだんごは全部土ですが、この大きさになると何百キロにもなってしまうので、真ん中は空洞になっています。
大きな泥団子を作るのに大変だったことは、重いため作業がしにくく、大人が4.5人で移動させたり回転させなければいけない。
作業中、下側の泥が重みで下に垂れさがってしまって剥がれてしまい、日か日をあけて乾燥するのを待ち修正をしながら1ヶ月ほどかかり何とかつるつるの状態までできました。
なまこ壁と一緒の砂漆喰、これが光る泥団子には欠かせないものです。
ザルにとって、球面に塗る作業、子供たちが頑張りました。
最後に瓶の口をあてて磨くと、大理石のように輝き出します。
漆喰って不思議ですね。
大きなものを作ってみよう!
蔵作り隊の皆さんの熱意で生まれた、大きな泥団子。
まだまた野望は尽きないようです。
この地球のような光る巨大な泥団子は、9月23日まで松崎町の長八美術館で展示されています。
是非、ご覧下さいね!