
- 放送後記
- その日の放送内容をまとめて紹介!
2015年1月17日 09:10
伊豆の国市大仁にある東芝テック(株)。
静岡事業所 事業所長の石井幸雄さんに社内を案内していただきました。
東芝テックといえば、レジを製造していることで有名です。機械式レジスターの生産を始めたのは、1957年(昭和32年)だそうです。
現代のレジは、POSに進化しました。
POSは、何が何個いつ売れたか、また在庫管理や売れ筋管理が出来るシステムです。
スーパーのレジの機械に「TEC」という文字を見たことがありませんか?
「TEC」は東芝テックのこと。なんと日本のシェアは、52パーセント!!すごいです!
最新のPOSシステムは、スマートレシートを導入しました。
紙のレシートではなく、データがスマートフォンなどに転送するシステムで、そのデータを家計簿にも反映できるそうです。
レシートってすぐにたまってしまいますが、データだけが手元にあれば便利ですよね~。
私たちに暮らしを豊かにしてくれる元気企業がまさに東芝テックだと感じました。
2014年12月16日 19:25
伊豆の国市にある竹下建設は、社寺・数奇屋(茶室)建築を行っている会社です。
棟梁の竹下宣夫さんに、ご自身が手がけたお寺を案内していただきました。
竹下さんは会社の「代表」というより、「棟梁」と呼ばれたいそうです。さすが、職人さん!!
伺ったのは、伊豆の国市の慈光院(じこういん)立派なお寺です。
本堂の扉を開けてみると・・・檜のいい香り~♪ 広々としていて、綺麗です。
建ててから6年経っているそうですが、新築のような神聖な香りが漂っていました。
柱を触らせてもらうと、ぼこぼこと木の木目を感じます。
今の時代は、機械を使って仕上げることが多いので表面がつるつるになってしまいますが、
竹下さんのこだわりは、手仕上げ。
機械を使わず、カンナを使って手で削り上げるので、木目の味わいが出るそうです。
天井の美しいカーブをご覧ください! これは折り上げ格天井(おりあげごうてんじょう)といって、
京都や奈良の重要文化財にも使われている、格天井よりもワンランランク上の天井だそうです。
宮大工の繊細な技ですね。
竹下さんは、日本が世界に誇れる日本建築をやってみたいと独学で勉強され、宮大工になって約40年。
中世に建てられた平等院や円覚寺の舎利殿などが今でも美しく、人々に愛されるのは棟梁の個性が出ているからだそうです。
竹下さんもいつか、特殊建築の五重塔を手がけたいと夢を語ってくださいました。
心を込めて建てられた本堂の中で、ご本尊は優しく微笑んでいました。
2014年11月 1日 10:19
富士市大渕にある軒村政春畳店にお邪魔しました。
どどーんとフルネームがお店の名前になっている畳屋さんです。
店主の軒村政春さん、息子の軒村貴倫(たかひと)さんにお話を伺いました。
こちらでは富士市の富士ブランド「富士百彩(ふじひゃくさい)」という畳縁をオリジナルで開発しました。
もう40年以上畳の職人をしているご主人ですが、今まで畳の縁で富士山柄を見たことが無かったそうです。
無ければ作ってしまおう!!と生まれたのが富士山の縁です。
「富士百彩」は4色。春夏秋冬をテーマにしています。
新茶をイメージした緑の背景が春。朝焼けをイメージした紫の背景が夏。
紅葉をイメージした橙色の背景が秋。夕焼けをイメージした赤い背景が冬。
これまでの畳の縁の常識を覆す鮮やかさ!
富士山の形に注目!富士市から見た富士山の形にこだわって、ちゃんと宝永山も表現されています★
この縁が人気で、ペンケースの商品もあります。1つ1500円。
私の一番のお気に入りはこれ♪「夏」です。帯のような繊細な織物のペンケースは、外国の方にも人気が出そうですね。
新富士駅の休憩スペースのベンチに「富士百彩」が使われています。
多くのお客さんをお迎えする富士市の玄関にぴったりです。新富士駅を利用する際は、ぜひ座ってみてくださいね☆
2014年9月27日 08:38
富士市大渕にある(有)増田製作所にお邪魔しました。お話を伺ったのは、代表取締役社長の増田榮一さんです。
こちらの会社は、昭和32年創業。始まりは電気系部品の会社でしたが、現在は自動車部品を作っています。
メインは日産の車の部品。
ドアの中の部品やバッテリーを乗せている台やエンジンを支えている部品などを製造しています。
工場内は広く、様々な機械が人ともに大活躍していました。
増田さんの夢は、「信頼・品質ナンバーワンになること」。
富士山の麓で品質ナンバーワンを目指す増田製作所は、「ものづくり日本」を象徴するような企業でした。
2014年9月 6日 15:44
夏の終わりにお邪魔したのは、伊豆の観光地の中でも今注目されている「伊豆の国パノラマパーク」です。
伊豆の国市長岡にある標高452メートルのかつらぎ山山頂までロープウェイが楽しめる場所。
そして、レストラン「伊豆の旬彩バイキング」は大人気で、おいしいお料理目当てのお客さんで連日にぎわっています。
このバイキングの立役者が石田靖彦さんです。
石田さんは、伊豆の国パノラマパークを運営する大日(株)の取締役支配人で、約4年前にレストランを立ち上げるために新潟からいらしたそうです。
これまで沖縄や鹿児島、北海道など各リゾート地を担当し改革してきたので、「再生屋」と呼ばれています。
伊豆の国パノラマパークのメイン事業は、ロープウェイ。
たくさんの方にロープウェイに乗ってもらうため、山頂に魅力を作っているそうです。
季節の花々だけでなく、ドキドキわくわくの様々な企画が常に行われています。
伊豆半島ジオパークの美しい景観、山頂の散策、東京のホテルのバイキングに負けないぐらいの上質なお料理。
東駿河湾環状道路が開通して、よりアクセスが良くなった伊豆の国パノラマパークは、これからもさらに注目を浴びそうです。
2014年8月 2日 17:52
富士市五貫島にある三興開発(株)にお邪魔しました。
代表取締役社長の鈴木庸由(つねよし)さんと息子さんで常務取締役の鈴木正浩さんにお話を伺いました。
「花田砂利店」という砂利を扱う会社が前身の三興開発(株)現在力を入れているのは、リサイクル地盤材「HBソイル」です。
富士市といえば製紙の町。製紙工場で出た灰と三興開発の砂利を洗ったときに出る粘土を組み合わせて出来たものがHBソイルです。
こちらが製紙工場から出るスラッジ(紙にならない廃棄物)を燃やして残った灰。
そしてこの二つを混ぜて生まれたのがHBソイルの砂状のものHBサンド。
HBサンドは、富士市内の下水道工事やガス管の工事の際に利用されています。
自然の砂の代わりに、この人工の砂で下水管やガス管の保護材などに使われています。
こちらはHBグラウトというもので、HBサンドを水で溶かしてクリーム状のもの。液状になるので流し込んで、狭い隙間の充填などに使われています。
最大の特徴はコンクリートのようにカチカチに固まらないで、土のように扱えるので後から崩しやすいことだそうです。
「廃棄物から製品へ」という夢のような開発は、産官学で共同研究し、長い長い月日を経て完成したそうです。
人々の情熱で出来た地球に優しいこの資源、全国で活躍してほしいですね!
http://www.sankoukaihathu.co.jp/
2014年7月 5日 10:15
富士市今泉の来年30周年を迎える三公工業(株)にお邪魔しました。
代表取締役の佐野公一郎さんは、キリリとしたお顔立ちで俳優さんのような方です。
三公工業(株)が力を入れている事業は、「屋上緑化」この芝生、ふっかふかなんですよ。まるでお布団のようです。
その秘密は、土にあります。扱っているのは泥炭などの天然資材にバイオ処理を施した軽い土。
水に浮いてしまうほどの軽い土なので、歩いて気持ちいいふかふかな芝生の庭を屋上やテラスに造ることが出来ます。
また質のいい土なので、栄養分もばっちり。芝生だけではなく、木や野菜もすくすくと育ちます。
ベランダでの家庭菜園の夢も膨らみますね♪
屋上緑化をした部屋は、室温が3度から4度ぐらい低くなり、ひんやりと涼しくなるそうです。
快適で環境にも優しい!
佐野さんや奥様、従業員の方々は、この屋上緑化をたくさんの方に知ってもらいたいとお話していました。
三公工業(株) http://www.sunkoh.co.jp
2014年6月21日 08:23
美味しいパスタとアイスミルクティーが有名な「パスタ屋一丁目」などを展開している
(株)ハンザワの代表取締役 半澤敏夫さんにお会いしました。
特に静岡県東部や中部にお住まいの方なら馴染み深い‼という方も多いでしょう。
私もファンの一人ですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
今回は富士市柚木に新しくオープンしたばかりのパスタ屋一丁目 富士店にお邪魔しました。
半澤さんがお店を始めたのは、1977年。まだ20代の頃。
学生時代、東京の「壁の穴」というお店のパスタを食べて衝撃を受けたのがきっかけで、地元・富士市にもこういうお店を出したい‼と修行を重ねオープンしたそうです。
今や静岡県東部・中部・西部に21店舗あります。開店当初から数多くのパスタを考案し、メニューが多彩なパスタ屋一丁目。
コーンスープを飲んでいる時にひらめいたという、大人気のクリームスープスパ ポテトベーコンも昔からあるそうですよ。
麺がモッチモチで具材が沢山入っているのがこちらのお店の特徴。
一丁目というお店の名前がついたパスタには全て、箸休めのつぼ漬けが添えてあります。ユニークですね。
名物のミルクと紅茶が二層に分かれているアイスミルクティーは、かき混ぜずそのままゴクリと飲むのがポイント!
口の中で濃厚な甘めのミルクティーになるんですって。今まで私、かき混ぜていましたσ(^_^;)
スタジオリスパがあるサントムーン柿田川にもパスタ屋一丁目は入っています。スタジオ見物と合て味わってみてくださいね。
2014年6月14日 08:44
仏壇仏具を販売している富士宮市中央町の(株)藤原にお邪魔しました。
代表取締役社長・4代目の藤原信さんと代表取締役会長の藤原満枝さんです。創業103年の歴史ある会社。
仏壇と一言で言っても多彩な種類の商品が並んでいました。
特に人気なのは、リビングにもぴったりな50センチ前後のコンパクトな家具調の仏壇だそうです。
また、富士宮市・富士市・沼津市の専門葬儀も行っています。
今「終活」という言葉もよく耳にしますが、自分のお葬式を考えて事前相談に訪れる方や親子で事前相談にいらっしゃる方もいるそうです。
いざというときに慌てないため、こうすれば良かった・・・と後悔しないためにも前もって考えておくことが大切だと藤原さんは言います。
(株)藤原ではセミナーを開催していて、気軽に葬儀について相談できる場を提供しています。
詳しくは(株)藤原のHPをご覧ください! http://www.sousai.biz
2014年5月17日 10:06
沼津市大岡にある株式会社 日幸製作所にお邪魔しました。
こちらは以前水素水の話題を取り上げましたが、今回は会社そのもののお話を創業者である会長の小林敏美さんに伺いました。
小林さんが会社を立ち上げたのは40歳を過ぎてから。「様々な人との出会いでここまでこれた」と小林さんは言います。
日幸製作所という名前の由来は、「日本を幸せにしたい」という想いからだそうです。
主な業務は、自動車の塗装機械の金属部品製造。
なんと、世界の車4割の塗装は、こちらで造った金属部品の機械が使われているんですって‼
世界ですよ!ものすごいシェアですね。
色を車に吹き付ける際、ほとんど周りに飛び散ることなく綺麗に塗装できる高度な技術の部品。
もしかしたら、あなたの愛車もこちらの金属部品で色付けされたのかもしれません。
日幸製作所は、日本だけでなく海外までも幸せにする元気カンパニーでした。