あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : おでかけ

静岡県、誘客「案内役」に沼津出身・磯村勇斗さん 若年層へ歴史文化の魅力発信

 静岡県は県内各地の歴史文化や食の魅力を伝える誘客プロモーションを強化し、ナビゲーター役に沼津市出身の俳優磯村勇斗さん(31)を起用した。磯村さんが名所旧跡などを訪ね歩く動画は、特設ウェブサイトやユーチューブの県公式アカウントに加え、11月から県外主要駅でも放映を始めた。県は特に若年層への発信に期待をかける。

磯村勇斗さんが出演するPR動画の一場面
磯村勇斗さんが出演するPR動画の一場面

 終盤を迎えたNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、一層の観光誘客を狙う。県内の歴史文化に触れる旅行を「れきしず」と名付け、プロモーションの前面に出した。
 磯村さんは映画やドラマで活躍するほか、インスタグラムで約80万人のフォロワーを抱える。その訴求力に期待して今回起用した。10月に公開した特設ウェブサイトでは磯村さんが「いざ、しずおかへ!」のキャッチフレーズを掲げて観光スポットを紹介している。
 動画は家康にまつわる浜松城や駿府城公園、小国神社、富士山本宮浅間大社、修善寺温泉などを訪ねる1分30秒の作品。「知っているつもりだった静岡にも、こんなに良い所が沢山あるなんて知らなかった」と磯村さんの素直な感想を映像に盛り込んだ。
 観光振興課の担当者は「大河ドラマのクライマックスに合わせ、幅広い世代に本県に注目してもらいたい」と狙いを語った。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

おでかけの記事一覧

他の追っかけを読む