田子浦中、吉原北中 静岡県大会勝利へ特訓 富士信金野球部が指導
2月18日に開幕するしんきんカップ第53回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)を前に富士信用金庫野球部は15日、大会に出場する富士市の田子浦と吉原北の両チームを同市大淵の「エスプラットフジスパーク野球場」で指導した。
両校の選手計21人は信金野球部のシートノックに混ざった。打球への間合いの詰め方や中継プレーの距離感など、経験豊富な技術を観察した。中学生は「低い送球は受け手がカバーできる」との助言を実践した。3回の特別ルールで練習試合も行った。両校のナインは社会人選手の精度の高い変化球や鋭い打球に懸命に食らいついた。
田子浦の秋山遊間主将は「全員が声を出していて活気があった。まねしたい」と話し、吉原北の山島一馬主将は「教わったことを生かして優勝したい」と気合を入れた。
初戦は田子浦が清水七(18日)、吉原北が藤枝大洲・青島の合同チーム(19日)と対戦する。