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テーマ : 静岡県内金融機関

清水銀行9月中間減益 貸出金利息は伸長

 清水銀行が11日発表した2022年9月中間連結決算は、経常収益が前年同期比0・3%減の142億9300万円だった。経常利益は37・4%減の20億5700万円、純利益は39・5%減の14億8200万円と3期ぶりに減収減益となった。
 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は20・9%減の17億9400万円。貸出金利息や法人・個人向けの役務手数料は増加したものの、米国の金利上昇に伴い保有していた米国債を売却するなどし、損失が発生した。不良債権残高は12・4%減の148億4千万円で、総貸出金に占める割合は0・20ポイント低下し1・16%となった。
 預金残高(期中平均)は1・8%増の1兆5297億円、貸出金残高(同)は1・8%増の1兆2242億円だった。連結自己資本比率(国内基準)は0・27ポイント減少し、8・93%だった。
 静岡市内で記者会見した岩山靖宏頭取は「米国の大幅な利上げで従来の米国債に評価損が発生し、売りづらい環境だった。好調だったソリューションビジネスで十分カバーしきれなかった」と述べた。

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