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テーマ : 浜松市

若手現代画家2人 力作を披露 浜松市中区、7月31日まで

 浜松市中区の「ヒラノ・アート・ギャラリー」で9日、2人の若手現代画家を紹介する展示会「絵画の終わりなき対話」が始まった。31日まで。

今西さんと品川さんの力作が並ぶ展示会=浜松市中区の「ヒラノ・アート・ギャラリー」
今西さんと品川さんの力作が並ぶ展示会=浜松市中区の「ヒラノ・アート・ギャラリー」

 京都造形大(現京都芸術大)出身で、学生時代から芸術について語り合う仲という今西真也さん(31)=奈良県=と品川亮さん(34)=滋賀県=がそれぞれ6点ずつ出品した。今西さんは油絵の具を塗り重ねた後、筆などで削って山や滝を表現した作品を展示。離れて絵を見ることで全貌が浮かび上がる、独特の作品が並ぶ。
 品川さんは日本画をベースに、近現代の技術を取り入れる。金箔(きんぱく)を和紙に貼り付け、白と黒のアクリル絵の具でラインを引いた迫力のある作品などが、来場者の目を引いている。
 初日は2人に加え、京都芸術大の後藤繁雄教授を交えた対談を行った。今西さんは「作品から思い浮かぶイメージはそれぞれ違う。多様な見え方があっていい」と話し、品川さんは「日本美術を基に現代絵画に取り組む作家がいると知ってもらえたら」と語った。

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