外国人交通指導員 ハラダさん再任用 静岡県警
静岡県警は5日、県内在住の外国人に日本の交通ルールやマナーを教える「外国人交通安全教育指導員」に、浜松市中央区のハラダ・デビデ・サンドラ・ハルミさん(48)=ブラジル国籍=を再任用した。任用は6期目で、任期は1年間。
ハラダさんは日本語やポルトガル語に加え、スペイン語と英語も話せる。県西部運転免許センターを拠点に外国人来庁者の困りごとなどに対応するほか、企業や学校に出向いた交通安全教育などを担っている。
県警本部で加藤悟交通部長がハラダさんに任用通知書を交付し、「経験と語学力、明るい人柄を生かし、引き続き真摯(しんし)、親切に交通安全を広めていってほしい」と期待した。
ハラダさんは「子どもたちに優しく声をかけるよう心がけている。役に立ち続けたい」と意気込んだ。