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テーマ : 浜松市

「宿蘆寺大沢家墓所」石塔など現地解説 浜松市中央区 「250年の歴史共有」

 浜松市中央区の西行政センターは13日、静岡県史跡に昨年度指定された同区庄内町の「宿蘆寺(しゅくろじ)大沢家墓所」の現地見学会と講座を開いた。市博物館の鈴木一有館長が大沢家墓所の特徴を紹介した。

大沢家墓所の特徴を説明する鈴木館長(右)=浜松市中央区庄内町
大沢家墓所の特徴を説明する鈴木館長(右)=浜松市中央区庄内町

 大沢家は江戸時代の旗本で、遠江へ移住した後、現在の庄内地区やその周辺地域を領地にした。10代にわたる墓の石塔が同寺の境内に集まる。石塔は「コ」の字のような形で配置されていて、歴代の旗本の墓が同じ場所に現存するケースは貴重とされる。
 鈴木館長は石塔の形の変化や初代の石塔が建て直された逸話を紹介。「約250年間の歴史が集まっている。墓所の価値を多くの人が共有し、地域で盛り上げることが大事」と話した。

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