コスタリカで環境教育や緑化推進 JICA海外協力隊の祐嶋さん 浜松市長に出発報告
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として5月から中米コスタリカに派遣される浜松市中央区の祐嶋陽子さん(41)がこのほど、市役所に中野祐介市長を訪ね、出発報告を行った。
祐嶋さんはカニャス市役所に所属し、小中学校で環境教育を行うほか、生ごみを堆肥化するコンポストを普及することによってごみの減量を進めたり、堆肥を活用してまちの緑化を推進したりする。派遣は2年間。
祐嶋さんは「現地で勉強しながら緑化に貢献したい。2年間頑張り、浜松に戻ってきて経験を生かしたい」と抱負を語った。中野市長は「まずは安全第一で頑張ってほしい。日本や浜松の知見を現地で広げてきてください」と激励した。