豚や牛に感謝 生産者ら供養 JAとぴあ浜松が「畜霊祭」
JAとぴあ浜松畜産営農センターはこのほど、1年間に食べられた豚や牛などの家畜に感謝し、供養する「畜霊祭」を浜松市中央区根洗町のファーマーズマーケット三方原店で執り行った。同JA職員や生産者、行政関係者ら約25人が、同店敷地内に設置された慰霊碑の前で焼香して手を合わせた。同JAの竹内章雄理事長は「畜産業は、タンパク源を供給する大切な役割を担い、人々が生活していく上でなくてはならない産業だ」とあいさつした。
肥育牛協議会の平石武身会長(60)は「畜霊祭を通じて、日頃から生活の糧になっている家畜に哀悼の意をささげたい」と話した。