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テーマ : 浜松市

天竜体育館の改修完了 地元材で空間演出

 浜松市は26日、大規模改修を終えた浜松市天竜区二俣町の天竜体育館の内覧会を同施設で開いた。地域の自治会長らが見学した。天竜材に包まれた空間で、地域内外からの利用を促す。

改修を終えた体育館を公開した内覧会=浜松市天竜区二俣町
改修を終えた体育館を公開した内覧会=浜松市天竜区二俣町

 1972年に開館した体育館は平屋建てで、延べ床面積は1350平方メートル。2022年4月に閉館し、同年12月から柱や骨組み以外を対象に工事した。
 床や天井を張り替え、多目的トイレや授乳室を完備した。総工費は4億3700万円。東京五輪に使われた後、市に返還されたレガシー材を含む天竜材を、壁面や看板に用いて温かみのある空間を演出している。
 体育館は改修前、年間約2万人が利用していた。市の担当者は「球技や体操など幅広い用途で活用を見込んでいる」と話した。
 4月から利用可能で、市スポーツ・文化施設予約システム「まつぼっくり」や電話で申し込む。問い合わせは市スポーツ協会天竜支部<電053(925)8061>へ。

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