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転倒時の衝撃緩和の床　組み立てタイプ発売　マジックシールズ

　転んだ時の衝撃を和らげる床材を製造販売するマジックシールズ（浜松市中区）はこのほど、組み立てタイプの新製品「どこでも　ころやわ」を発売した。

　医療機関や福祉施設などのニーズを基に、３０センチ四方、厚さ２センチの床材を組み合わせ、設置場所や面積に応じて大きさを変えられるようにした。
　転倒など大きな力がかかると沈み込んで衝撃を吸収し、歩行時はへこまない硬さで安定性を実現した。高齢者の転倒時の骨折リスク軽減につなげる。
　部屋に敷き詰めたり、ベッドからトイレまでの動線など壁や柱を挟む間取りに合わせたりと調整が可能。１セット（１２０×１８０センチ）は床材と段差解消スロープ材、表面を覆うシートで構成する。同社が販売し、希望に応じて理学療法士が設置を支援する。
　医療機関や福祉施設のほか、一般家庭への販促を目指す。バスなど公共交通機関の床への設置を見据えた共同研究も進めている。
　価格は税込み６万６千円から。

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