浜松市立中央図書館 8月6日改装オープン 大規模工事終了
老朽化に伴う大規模改修工事のため昨年5月末から1年以上にわたって長期休館している浜松市立中央図書館(中区)が8月6日にリニューアルオープンする見通しとなった。このほど大規模改修工事が終了し、今後は順次、資料の移設作業などを進める。
同図書館の蔵書は雑誌などを含めると約29万冊で、市内では城北図書館に次いで2番目に多い。既に築40年が経過し、雨漏りが発生するなど施設の老朽化が問題になっていた。
工事では雨漏りや外壁の工事、空調や書架などの設備を更新した。ユニバーサルデザインに配慮したほか、レイアウトの見直しを行うなどし、来館者の利便性向上を図ったという。
浜松城公園南ビル1階に開設中の臨時窓口はオープン準備のため、今月26日で業務を終了する。市外図書館からの借り受け、郷土資料などを使った調べ物相談は既に終えていて、現在は予約資料の受け付け、貸し出し、資料の返却などに限定して対応している。
問い合わせは同図書館臨時窓口<電053(456)0234>へ。