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【静岡県知事選】支援候補統一で一致 連合/立民/国民/ふじ、4者が緊急会議

 連合静岡と立憲民主、国民民主の両党県連、県議会第2会派ふじのくに県民クラブの4者は13日、知事選(5月9日告示、26日投開票)に向けた緊急会議を静岡市駿河区で開いた。立候補を表明している元副知事の大村慎一氏(60)、出馬の意向を固めた前浜松市長の鈴木康友氏(66)の両者から政策や県政運営の考えを早急に聞き取り、支援候補を統一する方針で一致した。13日中に結論を出すことは見送った。

4者協議後に会見する角山雅典会長(中央)、源馬謙太郎代表(右)、田中健会長=13日午後、静岡市駿河区
4者協議後に会見する角山雅典会長(中央)、源馬謙太郎代表(右)、田中健会長=13日午後、静岡市駿河区

 会議は非公開で行われ、会議後に角山雅典連合静岡会長、源馬謙太郎立民県連代表、田中健国民県連会長が記者会見した。角山会長は、11日に鈴木氏から推薦依頼を受け、12日に大村氏からも推薦依頼があったとし「両者の考えを直接伺った上で(どちらの候補を支援するか)最終的に判断したい」と述べた。早ければ17日の執行委員会で推薦候補を決める方針。
 連合以外の3者もそれぞれ、両者から話を聞くよう調整するという。角山会長は「4者が一つになって決めた人を応援する。他の政党も(同じ候補者を)支援する構図になれば、『オール静岡』という形になる」と話した。
     ◇
 立候補を表明している大村氏は13日、熱海、浜松両市で街頭演説を行った。JR熱海駅前では主に観光振興、JR浜松駅前では産業振興などの話題に触れ、県と市町の連携を訴えた。鈴木氏は15日に出馬を正式表明する。

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