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安倍派の塩谷座長が陳謝 パーティー券問題、キックバックは「精査中」 浜松の事務所で/宮沢防衛副大臣も「精査中」

 自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー裏金問題について、同会派の塩谷立座長(衆院比例東海)は10日、「国民の皆さまに大変な政治不信を招き、心からおわび申し上げる」と陳謝した。浜松市中区の事務所で記者団の質問に答えた。販売ノルマ超過分のキックバック(還流)や政治資金収支報告書の不記載など、会派と自身に向けられた疑いに対しては「事実関係をしっかり把握する中で今後適切に対応したい」と述べ、具体的な説明を避けた。

事務所前で報道陣の取材に応じる塩谷立衆院議員(右)=10日午後2時10分ごろ、浜松市中区
事務所前で報道陣の取材に応じる塩谷立衆院議員(右)=10日午後2時10分ごろ、浜松市中区
事務所前で報道陣の取材に応じる塩谷立衆院議員=10日午後2時ごろ、浜松市中区
事務所前で報道陣の取材に応じる塩谷立衆院議員=10日午後2時ごろ、浜松市中区
事務所前で報道陣の取材に応じる塩谷立衆院議員(右)=10日午後2時10分ごろ、浜松市中区
事務所前で報道陣の取材に応じる塩谷立衆院議員=10日午後2時ごろ、浜松市中区

 塩谷氏は自身がキックバックを受けたかを問われ、「精査中」と繰り返した。有権者への説明について、「(東京地検の)それぞれの捜査が進んでいると聞いていて、具体的なことを申し上げる段階にない。全体の問題であり、個々の問題を明らかにすることが適切なのか。その点も含めて今後検討したい」とした。
 今後の安倍派のあり方に関しては「問題、課題を明らかにして再発防止に努め、信頼回復することが重要だ」と述べ、座長辞任を否定した。
 塩谷氏は11日、党税制調査会の幹部会合やリニア中央新幹線に関する党の特別委員会など、党本部での会合に相次いで出席した。

宮沢防衛副大臣も「精査中」 安倍派所属の宮沢博行防衛副大臣(衆院比例東海)は10日、政治資金パーティー裏金問題に関し自らがキックバック(還流)を受けていたかを尋ねた記者団の質問に「精査中。事務所内でしっかり調査し、派閥との情報をすりあわせた上で表に出す」と答えた。磐田市内で取材に応じた。
 派閥のパーティー券について「そもそもノルマがきつく、達成するのに非常に苦労していた」と明かした。自身のノルマの枚数について「(新型コロナウイルスの影響で)少なくなったと記憶にあるが、枚数は覚えていない」と述べるにとどめた。

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  • SBSテレビニュース「塩谷立座長『事実確認中』 安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で」

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