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静岡人インタビュー「この人」 伊豆長岡温泉のまちづくりに関わる 榊田幸平さん(伊豆の国市)

 日本大国際関係学部在学時、伊豆の国市の伊豆長岡温泉街で開催されているイベント「温泉場お散歩市」の運営を手伝う。約2年間活動し、「伊豆長岡温泉の再生に向けた地域資源調査」について研究した。旅行のツアーを企画・販売できる国家資格「国内旅行業務取扱管理者」も取得。卒業後、沖縄県の人口約10人、周囲約2キロの由布島で、西表島とを往復する水牛車の運転などに携わった。6月から市地域おこし協力隊として同市四日町に移住し、客室7棟が点在する分散型ホテル「さかなやステイ」のスタッフを務める。埼玉県本庄市出身。26歳。

榊田幸平さん
榊田幸平さん

 -同隊応募のきっかけは。
 「知人と連絡を取ったりSNSで調べたりしていたところ、お散歩市の開催や協力隊の募集を目にした。由布島での生活も楽しかったが、学生時代お世話になった地域でもあるので、頑張ってみたいと思い応募を決意した」
 -伊豆の国市の良さは。
 「自然があふれ、山に囲まれてのどかなところ。温泉やサウナが好きで、市内外の日帰り温泉にもよく出かけている。伊豆長岡は伊豆半島のほぼ中央に位置しているので、東西の海岸どちらにも行きやすい」
 -さかなやステイの魅力は。
 「素泊まりが基本で、食事は伊豆長岡の飲食店、温泉は各旅館で楽しめること。オープン後は暑い日が続き、源泉かけ流しプール『ぷ~ろ』が宿泊客や近所の子どもたちから人気」
 -今後の展望は。
 「資格を生かして伊豆長岡と隣接する地域を巡るツアーの企画、ガイドをやってみたい。Eバイク(電動アシスト付き自転車)やレンタサイクルで伊豆半島を巡ることができたら楽しいのでは」
 (大仁支局・小西龍也)

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