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伊豆の国発祥のブドウ ピオーネ 原木保存へCF

 伊豆の国市生まれのブドウ「ピオーネ」の原木を後世に伝える活動に取り組む「ピオーネの原木を守る会」はこのほど、クラウドファンディング(CF)を開始した。集まった資金は同市小坂のブドウ畑の消毒用噴霧器購入や、特製ピオーネジャムの製造・販売などに充てる。目標金額は100万円。

「ピオーネの原木を守る会」の加々見代表が守るブドウ畑=伊豆の国市
「ピオーネの原木を守る会」の加々見代表が守るブドウ畑=伊豆の国市

 ピオーネは1957年、同会の加々見宏子代表(77)=同市=の祖父井川秀雄さんが生み出した。その原木は今もブドウ畑にある。一時は荒廃していた畑を17年前に加々見代表が受け継ぎ、大切に守っている。加々見代表は「世界に誇るピオーネの歴史を守るため、多くの人の力を借りたい」と協力を呼びかけている。
 CFは専用サイト「READYFOR(レディーフォー)」で実施している。受付期間は10月23日まで。

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