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茶況(5月14日)出回りなく市中閑散 県産一茶

 静岡市中は前日の雨天の影響で出回りはほぼなく、閑散としていた。県産一茶取引の本格再開は16日以降になる。
 富士などの東部が雨後を待って摘採を再開する。700円台の荷が増え、一定数の問屋が購入を続けている。富士の生産者は「相場下落を踏まえ、ある程度の数量を確保して利益を確保したい。20日ごろまで生産を続ける」と話す。

 財務省貿易統計によると、3月の緑茶輸出量は前年同月比10・8%増の653トンと2カ月連続で前年同月を上回った。金額ベースでは4・5%増の18億5697万円だった。
 輸出先は、米国が18・8%減の7億8663万円でトップ。カナダ2億4590万円(5・0倍)、台湾2億713万円(33・1%増)が続いた。

 藤枝 生産者は降雨後の茶園の状況を確認している。
 島田、金谷、川根 島田市観光案内所兼物産販売所の「おおいなび」で6月15日まで、新茶フェアが開かれている。同市と川根本町の農家が栽培した新茶と、茶商が開発したスイーツが人気を集めている。
 榛原、相良 茶業関係者は二茶に向け「ドリンク業者の動向を注視したい」と話した。
 掛川、小笠 大雨で畑の足場が悪く、機械が入れないため、生産者からはならし作業が進められないとの声が上がる。
 袋井、森 森町の茶商によると、専門店への卸売りは苦戦している一方で、通信販売は堅調という。

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