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テーマ : ジュビロ磐田

「ジュビロ」黒字に転換 FIFA問題で役員体制変更 1月期

 J2磐田の運営会社ジュビロが28日発表した第31期となる2023年1月期決算(22年4月~23年1月)は純利益が2億8900万円の黒字となった。Jリーグ他クラブに合わせて決算期を変更したため、単純比較できないが、赤字だった21年4月~22年1月より3億5800万円増加。売上高は前年同期間比9億2900万円(40・5%)増の32億2500万円。スポンサー収入、J1昇格によるJリーグ配分金などの増加が主要因。
 単純比較できないものの、前期までの3期連続赤字を脱した形。純資産についても債務超過を解消し、当期末残高は2億6700万円となった。
 23年度の経営方針として「リーグ戦勝ち点90以上でJ1への復帰」「売上高39億200万円以上での予算達成」など3テーマを掲げた。浜浦幸光社長はコロナ禍前の売上高水準に戻りつつあることに「ようやく通常通りの事業ができる」とした上で、J2降格による配分金減少への対応には「無駄な経費を抑制し売り上げを伸ばす」とし、クラブのJリーグ昇格30周年事業に注力する考えを示した。
 株主総会では、外国人選手の契約を巡る国際サッカー連盟(FIFA)規定違反の再発防止に向け、浜浦社長のほか、常勤の取締役2人を置く役員体制への変更を承認した。
 承認された主な人事案件は次の通り。
 新任取締役 大石倫裕、加藤真史▽新任社外取締役 ヤマハ発動機取締役上席執行役員松山智彦、静岡放送代表取締役谷口智康、静岡第一テレビ常務取締役杉山洋、磐田市副市長内野昌美▽退任代表取締役副社長 谷川治▽退任取締役 柳弘之、赤座弘一、高橋由利子

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