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テーマ : ジュビロ磐田

ジュビロ磐田の山田、小川選手 子ども支援へ法人設立 コーヒー販売で理解促進

 経済的に困難な世帯の子ども支援のため一般社団法人「Re‥Frame」を設立したサッカーJリーグ2部(J2)ジュビロ磐田の山田大記選手(34)は27日、浜松市中区のコーヒースタンド「BON COFFEE」で売上金の一部を活動資金に充てるため、オリジナルコーヒーの店頭販売を行った。

コーヒーの店頭販売を行うジュビロ磐田の山田選手=浜松市中区
コーヒーの店頭販売を行うジュビロ磐田の山田選手=浜松市中区

 同法人は磐田のチームメート小川大貴選手(31)とともに昨年9月に立ち上げた。これまで2人はサポートを必要とする家庭への物資などの提供や児童養護施設や小児病棟での交流を行ってきた。だが、子どもたちに一時的な笑顔や喜びを与えられても現状は変えられていないと痛感。山田選手は「地域の子どもたちの課題の多さや深刻さを知り、サッカー選手として何とかしたいと思った」と設立のきっかけを語った。
 夕方の開店前から多くの人が行列をつくる盛況ぶり。販売した商品は、コーヒー好きを自負する山田選手が豆から選んでブレンドした。店頭ではファンとの会話を楽しみながらコーヒーを手渡した。
 今後は子ども食堂の立ち上げも計画している。山田選手は「活動を続けるためには応援してくれる人が必要になる。この活動を知ってもらい子どもたちをみんなで助けたい」と話した。28日には趣旨に賛同する磐田の金子翔太選手(28)も店頭に立つ予定。
 (運動部・名倉正和)

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