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テーマ : ジュビロ磐田

⚽ジュビロ磐田 センターバック争いに伊藤も参戦 2カ月ぶりスタメン復帰で活躍

 J2磐田は守備の整備が進み、5月以降の公式戦10試合中6試合が無失点と安定感が出てきている。その中枢を担うセンターバック(CB)争いは熾烈(しれつ)で、定位置を確保していたDF鈴木海音(磐田ユース出)がU-22(22歳以下)日本代表の欧州遠征で不在の間に、アピールしようと必死だ。

仙台戦の後半、相手の攻撃を防ぐ磐田・伊藤(左から2人目)=仙台・ユアスタ
仙台戦の後半、相手の攻撃を防ぐ磐田・伊藤(左から2人目)=仙台・ユアスタ

 11日の敵地での仙台戦でDF伊藤槙人(浜名高出)が3月4日の山形戦以来、約2カ月ぶりに先発に名を連ねた。右膝の故障で戦線離脱していたが、鈴木海の穴を埋める形で復帰。2点を許したものの、守備の要となる東京五輪ブラジル代表DFリカルドグラッサとのコンビで相手の猛追を断ちきった。
 横内監督は久々のスタメンとなった伊藤について「期待通りの働き」と評価した。だが、本人は「最低限の仕事はできたが2失点はだめ」と満足した様子はない。試合終了間際に不本意なファウルを取られて、相手に好機を与えてしまったのも一因だろう。
 磐田はリーグ戦20試合で失点数24のうち半数がセットプレー絡み。昨季J1で33試合に出場し183センチの高さと安定感がある伊藤の戦線復帰は、消耗戦となる夏場を迎えるチームにとって大きい。
 CBにはリーグ戦11試合に出場している中川創、故障で出遅れたが7日の天皇杯2回戦で復帰した山本義道と役者は戻りつつある。伊藤は「チーム内の競争は必要で、あった方がいい」と受けて立つ構え。鈴木海がチームに合流しても定位置を渡すつもりはない。

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