⚽ジュビロ磐田 若手勢い 札幌に逆転勝ち サッカールヴァン杯最終節
JリーグのYBCルヴァン・カップは18日、各地で1次リーグ最終節が行われ、A組の磐田は札幌に3-2勝利した。
1次リーグA組▽観衆10146人
②札幌ドーム(1勝1敗)
磐田 2勝4敗(6) 3(0―1 3―1)2 札幌 3勝1分け2敗(10)
(札幌は準々決勝進出)
▽得点者【磐】山本康(1)中川(1)古川(1)【札】ルーカスフェルナンデス(2)深井(PK)(1)
古川値千金 今季初ゴール
敗退が決まっている磐田は札幌に競り勝った。1次リーグ最終戦を飾り2勝4敗でルヴァン杯を終えた。
リーグ戦前節からスタメン全員を入れ替えた。前半2分、左サイドを突破されクロスのこぼれ球を押し込まれて先制点を許した。磐田はカウンターでゴール前に迫ったが、精度を欠いた。
後半は選手交代で攻撃の厚みが増した。16分、MF遠藤に代わったMF山本康がゴール前のこぼれ球を押し込み追い付いた。28分にPKを与えて勝ち越されたが、36分にクロスをDF中川が合わせて再び同点に持ち込んだ。さらに40分には、MF古川がドリブルで切り込み右足で決勝ゴールを決めた。今季初ゴールの古川は「練習通りで自信があった」と喜んだ。
ルヴァン杯は若手中心でJ1から二つの白星を挙げたのは胸を張っていい。横内監督は「出場時間が短い選手を積極的に使ってチームの底上げができた」と総括。「札幌に勝てたのは自信になる。リーグ戦につなげていく」と力強く語った。