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テーマ : ジュビロ磐田

⚽ジュビロ磐田 最終ライン 累積警告3枚が3人 救世主は現れるか

 J2磐田の最終ラインの主力4人のうち、3人の累積警告が3枚に達する危機に直面している。前節岡山に今季初の逆転負けを喫したチームにとって、守備の再整備は不可欠。J1昇格が懸かる最終盤の残り6試合で万が一、主力に出場停止が出た場合、救世主は現れるのか―。

岡山―磐田 前半、懸命に守る磐田のリカルドグラッサ(中央)、松原(右から2人目)ら最終ライン=24日、岡山・Cスタ
岡山―磐田 前半、懸命に守る磐田のリカルドグラッサ(中央)、松原(右から2人目)ら最終ライン=24日、岡山・Cスタ

 前節終了時点で磐田の4バックのうち、センターバックのリカルドグラッサと伊藤槙、サイドバックの松原の3人が出場停止に“リーチ”となる3枚の警告を受けている。松原は「1試合1試合が勝負。深くは気にしていない」としながらも「プレー中以外で(警告を)もらうのは気をつける」と話す。横内監督は9日の大宮戦で逆転ゴールを決め、ユニホームを脱いで警告を受けたグラッサに苦言を呈した。
 意図的な反則はもちろん論外だが、横内監督は失点に直結しかねない球際の攻防時のファウルは避けられないとの考え。ただ、磐田は今季シーズン途中で守備の要となるセンターバック陣を相次いで放出。山本義がJ2金沢、中川もJ2藤枝に期限付き移籍し、手薄な状況だ。
 そんな中で出番を待つのが、パリ五輪を目指す世代別日本代表から戻った鈴木海と、足の故障から復帰し16日の山口戦で今季初出場した森岡だ。
 五輪予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア・カップ出場から磐田に合流した鈴木海は8月12日の町田戦以来出番がないが、「インターセプトし攻撃につなげる。勢いを付けるプレーをしたい」とアピールを続ける。森岡は苦手な組み立ての練習にも精力的に取り組み「出たらやるべきことをやるだけ」と準備万全のようだ。
 (名倉正和)

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