避難路の危険箇所確認 浜松、親子で防災マップ作り
浜松市中区の市防災学習センターはこのほど、防災マップ作り講座(静岡新聞社・静岡放送後援)を同センターで開いた。就学前の幼児や小学生の親子5組が自宅周辺の避難経路を確認する際のポイントなどを学んだ。
参加者は同センター職員から、地震で崩れるおそれのあるブロック塀、大雨時に冠水するアンダーパスといった災害時に注意の必要な危険箇所を教わった。公衆電話や避難所など事前に把握しておくべき場所も学んだ。タブレット端末で同市の防災マップを開き、地震や水害による自宅周辺の被害想定も確認した。
24日まで全6回開く夏の防災教室の一環。同日は県内に熱中症警戒アラートが発令されたため、同センター周辺を実際に歩く防災マップ作りを中止し、屋内での講座のみに内容を変更した。