脳の部位別役割は 浜松医大が児童に講座
浜松医科大(浜松市東区)の次世代創造医工情報教育センターはこのほど、小学4~6生対象の講座「学ぼう脳のしくみ やってみよう新しいアイデアのひらめき」を同大で開いた。
市内の児童9人が、同大の教職員から脳の部位別の役割や情報伝達の様子をはじめ、脳の働きを模した人工知能(AI)の仕組みなどを学んだ。普段目にする機会の少ない、研究用のCTやMRIといった高度な機器も見学した。
参加者の酒井悠大君(積志小6年)は「人の体と脳がつながって動いていることがよく分かった」と話した。
講座は同大の社会貢献事業の一環で、初めて実施した。