浜松出身の作詞家 清水みのるを紹介 中区で企画展
浜松市中区の浜松文芸館で10月16日まで、同市出身で、「森の水車」などの作詞家として知られる清水みのる(1903~79年)を紹介する企画展が開かれている。
清水みのるは現在の同市西区伊左地町に生まれた。1938年に作詞した「島の船歌」がヒットし、「星の流れに」など数々の名曲に作詞家として携わった。母校の伊佐見小の校歌も手掛けている。
会場には自筆の作詩ノートなど、同館や伊佐見小が所蔵する資料約200点が並ぶ。作詞した歴代のレコードも80枚ほどそろえた。
鈴木隆之館長は「高齢の方には懐かしく、子どもたちには新鮮な展示。親子3世代で楽しんでもらえたら」と見どころを語った。