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静岡銀行、普通預金の金利引き上げ 他行、信金も検討進む

 日銀のマイナス金利解除を受け、静岡銀行は21日、普通預金の金利を現在の0・001%から0・02%に引き上げると発表した。適用開始は4月1日。定期預金の金利についても「引き上げを予定している」とし、改定する商品、利率などを今後決めるとした。
 他の静岡県内地銀も、日銀の政策変更に伴い対応を協議する。スルガ銀行は「引き上げる方向で検討中」、静岡中央銀行は「日銀の政策変更を受けて検討している段階」。清水銀行は「今のところ利上げは検討していない」とし、他行の情報収集を進める。
 静岡県内の信金は「普通、定期など引き上げの対象やタイミングを含めて検討する」(浜松いわた信金)、「周りの金融機関の動向を注視しながら対応を検討」(島田掛川信金)などの方針を示す。富士宮信金は預金の金利引き上げを検討する一方、取引先の負担増を配慮して「融資の金利をすぐに上げることは想定していない」とした。

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