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2月軽販売25.7%減 ダイハツ不正の影響続く

 静岡県軽自動車協会が発表した2月の県内軽自動車の新車販売台数(登録ベース)は前年同月比25・7%減の5659台で、4カ月連続で前年実績を下回った。認証試験で不正のあったダイハツ工業の出荷停止の影響が継続している。

県内新車販売台数の増減率※前年同月比
県内新車販売台数の増減率※前年同月比

 乗用が22・5%減の4696台、バン42・1%減の613台、トラック30・1%減の350台だった。
 メーカー別はスズキの2717台(6・8%増)が最多で、ホンダ1200台(23・3%減)、日産926台(0・1%増)など。同協会担当者は「ダイハツから相手先ブランドによる生産(OEM)で一部車種の供給を受けるメーカーにも影響が出ている。現時点で改善の見通しは立たない」と話す。
 日本自動車販売協会連合会県支部によると、県内新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比16・1%減の7186台で、3カ月連続で前年同月を下回った。
 乗用は14・3%減の6474台、貨物32・5%減の562台、特種・特殊30・0%減の119台、バス2・2倍の31台だった。

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