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冷蔵貯蔵のかんきつ「不知火」丁寧に選果 JAとぴあ浜松、4月中旬にかけ出荷

 JAとぴあ浜松は10日、冷蔵貯蔵したかんきつ類「不知火(しらぬい)」の今季初の選果作業を浜松市浜名区の同JA湖北営農果樹センター柿梨選果場で行った。

「不知火」の選果作業を行う関係者=浜松市浜名区のJAとぴあ浜松湖北営農果樹センター
「不知火」の選果作業を行う関係者=浜松市浜名区のJAとぴあ浜松湖北営農果樹センター

 不知火は果汁が多い「清見」と香りが良いポンカンの交配種で、酸味が強く爽やかな味わいが特徴。冷蔵貯蔵することで酸味が和らぎ甘みを感じやすくなるほか、他産地と出荷時期をずらすことで、高単価で取引されるという。
 今季は6人の生産者が2月中旬ごろから収穫し、1カ月ほど冷蔵した。4月中旬にかけて計約4・5トンを出荷する見込み。選果場では関係者ら16人が傷や腐りがないかを手に取って丁寧に確認しながら、出荷用の箱に詰めていった。
 (浜松総局・山川侑哉)

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