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デジタル茶況(4月14日)有明と児湯から見本初上場 静岡茶市場 県外産一茶

 静岡茶市場と静岡市中では本県産一茶の荷はなく、鹿児島県本土物一茶の取引が盛期を迎えている。
 茶市場の県外産一茶は鹿児島県の有明、宮崎県の児湯から見本が初上場。鹿児島県本土物の上物や2000円台を中心に取引はスムーズに運んだ。穎娃のあさつゆを手当てした問屋は「水色と味の乗りの良い物の絶対数は多くないが、上級の品質は悪くない」と評価した。
 静岡市中の鹿児島県本土物の中心価格帯は、前日比ほぼ横ばいの2000円台半ばから前半で推移。5000円台のさえみどりなど、良品に複数の引き合いがあった。あっせん業者は「ようやく様子見の段階を過ぎ、買い手に仕入れのエンジンがかかってきた」と話す。
 静岡茶市場には15日、磐田豊田、本山筋の内牧、足久保から本県産一茶の初荷が届く予定。

◇鹿児島県茶市場(キロ・円)
▽煎茶上場 92,240キロ
 7,801~688(平均2,037) 

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