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⚽Jリーグ ルヴァン杯 6日開幕 藤枝、沼津が初戦 全60クラブトーナメント

 大会方式が刷新されたJリーグのYBCルヴァン・カップが6日に開幕する。J1に加え、今季からJ2、J3の全クラブに門戸が開かれ、60クラブによるトーナメント方式に。藤枝はJ3琉球、沼津はJ2仙台と1回戦で当たり、J1磐田とJ2清水は2回戦から登場する。1試合の登録選手は18人から20人に増え、リーグ戦で出番の少ない選手の活躍や、番狂わせも見られそうだ。
 1次ラウンドは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメントに進んだJ1横浜M、川崎、J2甲府を除く57クラブが10組に分かれ、一発勝負のトーナメントで争う。下位リーグのクラブが原則ホームで、各組を制した10クラブが8強を懸けたプレーオフ(PO)へと進む。
 POを勝ち抜いた5クラブに、ACL出場の3クラブが加わって9月に準々決勝が行われる。POから10月の準決勝まではホームアンドアウェー方式で、決勝(日程未定)は一発勝負となる。
 J1勢は1次ラウンドの2回戦から登場する。大会2連覇を狙う福岡は初戦で、J2山口とJ3松本の勝者と対戦する。
藤枝は琉球戦 山原ら若手を起用へ  6日のルヴァン杯1回戦の相手はJ3琉球。下のカテゴリーながら今季1勝1分けと好発進の相手をたたき、勢いを付けたい。
 前節は千葉に完敗し、10日には大分戦が控える。長距離移動もあり、若手にチャンスがありそう。守備陣で期待がかかるのは大卒2年目のDF山原。「最終ラインを統率し、攻撃でWBを使いたい。存在感を示し、定位置をつかむ」と闘志を燃やす。開幕から2戦続けて途中出場のMF永田も「ドリブルで仕掛け、自分の特長を出さないと意味がない」と決意を固めている。
 千葉戦を反省し、須藤監督は「攻撃で背後を突く長いパスを織り交ぜながら、守っては中央を閉める」と試合をイメージする。
沼津は仙台と FW陣の人選に注目  リーグ開幕から2試合連続無失点で完勝し、好調を続ける沼津。昨季J2の金沢との開幕戦で3ゴール、2日の鳥取戦では4ゴールを量産した。仙台戦への期待が高まっている。
 ホームでの戦いが続く。2試合とも中山監督が求めるハードワークなサッカーを体現、体を張った守備が結果につながっている。鳥取戦で2得点のFW和田は「負けたら終わりの一発勝負。勝てるよう、全員で準備していく」と意気込んだ。
 開幕から先発メンバーの入れ替えはなく、FW森は2試合連続得点の活躍を見せている。先月加入が発表されたFW斎藤にとって仙台は古巣。ルヴァン杯でのFW陣と、人選にも注目だ。

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