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⚽ジュビロ磐田 新潟に2-0、ジャーメイン2発 J1第6節

 明治安田J1リーグは3日、10試合が行われ、磐田はジャーメインの2ゴールで新潟に2-0で快勝して連敗を3で止めた。
後半30分、磐田・ジャーメインがPKを決める=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
①ヤマハ▽観衆8355人
磐田 2勝4敗(6) 2(0―0 2―0 0 新潟 2勝2分け2敗(8)
▽得点者【磐】ジャーメイン2(PK1)(7)

 【評】磐田は後半に2得点し、新潟に完封勝ちした。
 序盤からブロックを組んで相手の攻撃をしのぎ好機を待った。藤原、ジャーメインが果敢にゴールに迫った。前半終了間際には平川が決定機を迎えたが決められず、互いに無得点で折り返した。
 均衡状態が続いた後半30分、相手の反則で得たPKをジャーメインが決めて先制。さらに34分にはジャーメインがペイショットのパスに抜け出して2点目を奪い逃げ切った。
今季ホーム初勝利 エースの2発で初完封  磐田はエースFWジャーメインの2得点で今季まだ無得点、勝ちがなかったホームで初白星を挙げた。連敗を3で止めて4試合ぶりの勝利を今季初完封で飾ったのは大きい。後半34分、2点目のゴールを決める磐田・ジャーメイン

 好機をつくりながらも得点がなかった後半30分。相手のハンドでPKを獲得。ジャーメインが今季6点目をきっちり決めた。
 真骨頂は34分だ。後半から投入されたペイショットが中央で落とした球に鋭く反応。利き足ではない右足でゴールに突き刺した。今季チームで挙げた8点中7点をひとりで稼ぐ点取り屋は「結果的に僕が取っているが、チームとしていい攻撃の形ができている」と手応えを口にした。
 ゴールが奪えない時間が続いても守備陣が奮闘した。GK川島が後半に好セーブを連発すれば、2試合連続先発のDF鈴木も果敢なインターセプトでピンチの芽を摘んだ。
 先発は前節鹿島戦から2人を入れ替え。ボランチのMF藤原がJ1初スタメン、トップ下はMF藤川が今季初先発を果たした。GK以外選手10人を入れ替えた相手に対し、前半から攻め込んだが、ゴール前の精度を欠いたのは今後の課題だ。
 中3日で迎える次節京都戦は今季初の連勝が懸かる。横内監督はジャーメインとペイショットの連係を評価したうえで「そんなに簡単ではないが、(連勝を)一つでも増やせるようにいい準備をして臨みたい」と気を引き締めた。
(運動部・名倉正和)前半、相手と競り合う磐田・ジャーメイン(左)

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