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柔道全日本体重別選手権展望 28年五輪へ若手アピールを

 柔道の全日本選抜体重別選手権は6、7日に福岡国際センターで行われる。男女計14階級とも7月開幕のパリ五輪代表内定者は出場しない。2028年ロサンゼルス五輪に向け、若手のアピールが期待される。
 男子は100キロ級で19歳の新井道大(東海大)に注目だ。昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会で2位に入り、一時はパリ五輪代表争いに名乗り出たホープ。思い切りの良さを発揮し、存在感を高めたい。66キロ級で22歳の田中龍馬(SBC湘南美容クリニック)は昨年の杭州アジア大会覇者の力を見せられるか。
 73キロ級で22歳の石原樹(JESグループ)は2月のGSパリ大会を制して勢いに乗る。100キロ超級は16年リオデジャネイロ五輪2位の原沢久喜(長府工産)、21年世界選手権覇者の影浦心(日本中央競馬会)ら経験豊富な実力者が中心の争いだろう。
 女子で有望株がひしめく48キロ級は、昨年世界選手権3位で22歳の古賀若菜(JR東日本)が有力だ。52キロ級は23歳の大森生純(JR東日本)がGSパリ大会3位など国際大会で実績を重ね、成長を続けている。
 78キロ級は21年東京五輪女王の浜田尚里(自衛隊)、63キロ級は22年世界一の堀川恵(パーク24)、70キロ級は杭州アジア大会優勝の田中志歩(JR東日本)が軸になりそうだ。

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