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4年ぶり有観客 選手発奮 「久しぶりで感動」 ユピテル・静岡新聞SBSレディース

 御前崎市の静岡カントリー浜岡コースで行われている女子プロゴルフのステップアップツアー、ユピテル・静岡新聞SBSレディース(日本女子プロゴルフ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)は、2日目の17日から4年ぶりに観客を入れての開催となった。約2650人が足を運び、選手たちの熱戦を間近で堪能した。

強い日差しの下、選手のプレーに見入る観客たち=17日午後、御前崎市の静岡カントリー浜岡コース(写真部・坂本豊)
強い日差しの下、選手のプレーに見入る観客たち=17日午後、御前崎市の静岡カントリー浜岡コース(写真部・坂本豊)

 観客は観戦可能な10~18番ホールを行き来し、目当ての選手のプレーを見つめた。グリーン付近では、一打ごとに「惜しい」「ナイス」などと声を飛ばし、パットを沈めると拍手でたたえた。
 県勢の関係者の姿も。小林由枝選手(35)=浜松CC=の応援に訪れたグループは、ほとんどが4年前の大会以来の現地観戦。学童野球チーム「都田リバース」のコーチとして野球少女だった小林選手を指導したという森上孝一さん(74)=浜松市北区=は「待ちわびていた。久しぶりで感動している」と笑顔を浮かべた。
 選手たちもにぎわいの戻った環境を喜んだ。出場4回目のアマチュア勝亦令奈選手(19)=法大=は4年前の大会を経験しているが、「こんなにいっぱい人がいる中でやるんだ、と新鮮さがあった」と久々の雰囲気を振り返り、注目される中でプレーする喜びをかみしめた。(運動部・市川淳一朗、吉沢光隆)

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