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浜岡原発への姿勢 静岡県に堅持を要請 法成立受け市民団体

 中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働に反対する市民団体「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」(鈴木卓馬代表)は21日、原発の60年超運転を可能にするGX脱炭素電源法の成立を踏まえ、静岡県に質問・要請書を提出した。老朽化した原発の再稼働につながることを懸念し、浜岡原発について「再稼働できる状況でない」とする県の姿勢を堅持するよう求めた。
 県庁を訪れた同団体メンバーら約10人は県原子力安全対策課の職員と意見交換し、同法成立を受けた政府からの説明の有無や県の考え方を確認した。神村典浩課長は同法成立後も浜岡原発の再稼働に対する県の姿勢は変わらないとし、「動かない原発を動かしましょうとは法律で言っていない。動いた後にどれだけ運転できるかが変わった」と説明した。

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