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タイのスラムで子ども支援するプラティープさん 御前崎で支援団体と交流

 タイのスラムで暮らす子どもたちを支援するプラティープ・ウンソンタム・秦さん(71)=バンコク在住=がこのほど、御前崎市の正福寺を訪問し、この活動を応援する「プラティープ・ジャパン浜岡」(山本節子代表)のメンバーら約15人と意見交換した。

御前崎市の支援メンバーらと意見交換するプラティープさん(右から2人目)=同市の正福寺
御前崎市の支援メンバーらと意見交換するプラティープさん(右から2人目)=同市の正福寺

 プラティープさんは麻薬や非行に走り人生を諦めかけた子供たちの更生を手助けするため、16歳から私設学校を始めるなど教育や福祉活動を展開。1978年には支援財団を設立した。これに賛同したプラティープ・ジャパン浜岡は長年にわたり、現地の最貧困層の子どもたちに奨学金を届けるなど教育里親事業で協力している。プラティープさんは「みなさんの力が子どもたちの人生を支えている」と謝意を述べ、財団活動の近況や課題などを報告した。
 意見交換は静岡市や愛知県豊橋市の支援者も参加した。山本代表は「日本の里親は減ってきている。活動を継承していけるように頑張りたい」と語った。

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