テーマ : 御前崎市

筬川で水生生物調査 3年ぶり 御前崎の保全団体

 御前崎市の「新野川・筬川の自然を守る会」はこのほど、同市比木の筬川で水生生物調査を行った。新型コロナ禍の影響で3年ぶりに実施し、テナガエビやモクズガニなどが確認された。調査の結果、水質階級は上から2番目の「2」と判断した。

水生生物を捕獲し、筬川の水質を調べる参加者=御前崎市比木
水生生物を捕獲し、筬川の水質を調べる参加者=御前崎市比木

 会員約20人が参加した。石や草の隙間などを網ですくい、川に生息する生物を調査した。体長約10センチのエビも確認され、生物の成育環境が保たれていることが分かった。
 同会は市内の両河川周辺に事務所や工場を構える事業者22社で構成。調査活動のほか、こども園へのメダカ配布事業も行っている。 会長の東遠衛生センターの大石明所長は「これからも豊かな自然生態系を守っていきたい」と述べた。

いい茶0

御前崎市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞